JRA川田将雅、C.ルメール「歴史」を変えた運命の選択!? 朝日杯FS(G1)起死回生の大逆転に…… トップ騎手の意地とプライドが炸裂した大一番
なんと同じ日の未勝利戦を川田騎手の手綱で単勝1.7倍に応えて圧勝していた馬が、朝日杯FSを勝利したグレナディアガーズだったのだ。
「朝日杯FSの勝利騎手インタビューで、川田騎手がグレナディアガーズのことを『新馬前から素質を感じていた』とコメントしていましたが、見事に期待に応える勝利でした。
表面的にはモントライゼに乗れなかったから阪神で騎乗していたように見えて、実際のところは違っていたのかもしれませんね。
グレナディアガーズもデビューからコンビを組んできた馬だっただけに、川田騎手がこの馬に乗るためにモントライゼの騎乗依頼を断ったのであれば分かる話です」(競馬記者)
勿論、これは結果が出た後のタイミングのことでもあり、真偽は定かではない。とはいえ、7番人気の穴馬で4番人気の元お手馬を負かしたとあれば、川田騎手としては”してやったり”だったといえなくもない。
レースではハイペースで逃げるモントライゼをペースメーカーにして、早めの競馬で後続の追撃を凌ぎ切って鮮やかな勝利を飾った。
あの日、グレナディアガーズに騎乗していなければ、手に入れることの出来なかったG1勝ちといえそうなだけに、ゴール後の川田騎手から笑みがこぼれたのも無理はないだろう。