「11月騎乗なし」だった武幸四郎騎手が騎乗を再開「超難問」の試験をパスし、悲願の「調教師転身」に向けてあとは朗報を待つだけ?


 しかし、騎手の中でも長身といわれる兄の170.5㎝を大幅に上回る177㎝の”一般的な長身”は、すでに騎手としては規格外に近いサイズ。騎乗の都合上、体重を50kg代前半に保つには相当な減量を強いられていただけに、そもそも騎手として活動していくことに限界があったことも事実のようだ。

「幸四郎騎手が調教師試験に向けて騎乗数を制限し始めたのは昨年からですが、今年は8月に父の武邦彦さんが亡くなるなど、本人にとっても大きな出来事がありました。筆記のある1次と比較して、口頭試験や面接が主となる2次試験はまだ受かりやすいという話もあります。もちろん、そんなに簡単な話ではないですが、今年は幸四郎騎手にとって大きな節目となる一年になるかもしれませんね」(同)

 なお2次試験の合格発表は8日となっており、数日中にも大きなニュースとして取り扱われるかもしれない。

 果たして、「天才」といわれる兄とは異なった道を歩むことを決意した弟は”セカンドキャリア”に向けて大きな一歩を踏み出すのだろうか。朗報が待たれるところだ。

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