「2戦2勝」なぜブラストワンピースは中山で走るのか……。有馬記念(G1)はリピーターが狙い目!? 不振のグランプリホースを見限れない理由
『スポニチ』の取材に対して、陣営からは「東京や関西遠征ではレース前にイレ込んで、余計なところで力を使ってしまった。中山は(馬場入りまでの)地下道が短いのでイレ込む要因が少ない」と話している。
サートゥルナーリアも東京コースを苦手としている要因のひとつに地下馬道でのイレ込みが挙げられている。それと同じく、ブラストワンピースも長い地下馬道を苦手としているということも十分に考えられる。
たしかに、今年のブラストワンピースが凡走したレースは阪神競馬場の大阪杯(G1)と宝塚記念(G1)、東京競馬場の天皇賞・秋(G1)だったため、敗因は輸送と地下馬道ということで合点がいくのだ。
得意の中山コースでブラストワンピースが復活する可能性は十分にありそうだ。人気薄となるようであれば、是非とも狙ってみたい1頭である。