「美人過ぎるジョッキー」M.ミシェルが2021年1月ついに来日!? 女性騎手の条件緩和で涙……初のJRA短期免許取得へ本格始動!
フランスのM.ミシェル騎手が来年1月に来日し、JRAでの騎乗を予定していることがわかった。『東京スポーツ』が報じている。
今年の年頭、ミシェル・フィーバーを巻き起こした「美人過ぎるジョッキー」が、ついにJRAの本格参戦に動き出した。現在、着々と準備を進めており、順調に行けば来年1月に来日し、約2週間の隔離期間を経た後、2月頃からJRAに参戦する予定だ。
昨年のワールドオールスタージョッキーズに参戦した際「日本に恋した」と語り、競馬ファンを虜にしたミシェル騎手。今年はJRAの短期免許の条件をクリアできていないこともあって、地方の川崎競馬に短期免許で参戦したが、それでも大きな注目を集めた。
その後、新型コロナウイルスの影響で予定していた米国での騎乗が中止となり、特別処置としての期間延長を打診していたが、無念の帰国となったミシェル騎手。その後はフランスで騎乗しながらJRAの通年免許取得を目指し、日本語の勉強を重ねていたという。
そこに動いたのがJRAだ。8月には女性騎手を対象に短期免許の取得条件を緩和。競馬記者の平松さとし氏がミシェル騎手に朗報を伝えたところ、泣いて喜んでいたという。
「条件が緩和されたとはいえ、自国の女性騎手のリーディング1位など、決して低いハードルではありません。ただ、ミシェル騎手は昨年116勝を記録し、英国における女性ジョッキーの年間最多勝記録を更新するなど大活躍。実績的にはJRAの短期免許の条件を満たしています。来日が楽しみですね」(競馬記者)
問題は、やはり新型コロナウイルスだろう。世界的に蔓延してからは東京五輪を始め、ありとあらゆるイベントが中止や延期に。JRAでは無観客競馬が続き、毎年恒例となっていた外国人騎手の短期免許参戦も皆無といった状況だ。
しかし、未だコロナ禍ではあるものの、今秋には競馬場への観客動員が制限付きながら再開。ジャパンC(G1)にも外国馬が参戦し、日本馬の香港遠征などが実現するなど、じょじょに世界との交流を取り戻しつつある。
「状況が状況なので、まだミシェル騎手の参戦が決まったわけではありませんが、JRA側も女性騎手の短期免許条件を緩和するなどの“歩み寄り”を見せているだけに、前向きな検討がなされるのではないでしょうか。前回は社台ファーム代表の吉田照哉氏がバックアップしていただけに、再度協力してくれるなら実現の可能性は高いと思います。
ミシェル騎手の人気ぶりは、今年のミシェル・フィーバーで実証済み。残念ながら、競馬場に大勢のお客さんというわけにはいかないでしょうが、それでも大きな話題の1つになることは間違いないと思います。JRA側にとってもメリットのある話だと思いますね」(別の記者)
果たして、美人過ぎるジョッキーの降臨再びはあるのか。2021年も、まずはミシェル・フィーバーで開幕するかもしれない。