元JRA細江純子さん有馬記念(G1)キセキ「出遅れ」予言的中! 角居師ラスト有馬記念(G1)もほろ苦い結果…… 前走大暴走から一転「優等生」変身の裏事情
「浜中騎手も述べているように、いつもは折り合いに苦心する馬が、妙におとなしかったことは気になります。キセキは気性の激しさが走りに直結するタイプの印象です。
これがレースで上手く作用すると強さに繋がりますが、折り合いがつき過ぎたことで不発になってしまったように感じます。
ジャパンCの激走が尾を引いているのかもしれませんね。あのレースで目一杯走ったこともあり、やはり目に見えない疲れがあったのでしょう」(競馬記者)
前進気勢の強過ぎる馬だけに、大暴走したジャパンCで「ガス抜き」してしまっていたのだとしたら、浜中騎手の「折り合いがつき過ぎた」というコメントも納得できる。
それにしても細江さんの慧眼には恐れ入る。
細江純子さんといえば、今年の宝塚記念(G1)でも、馬体を診断してサートゥルナーリアの距離不安を見事に的中している。
来年2月の引退が決まっている角居勝彦調教師にとっては、ほろ苦い結果のラスト有馬となってしまった。