JRA の「お年玉」WIN5歴代最高配当4億8178万3190円は予言できた!? 的中票はわずか1票も「近日中」に再び大波乱が起きそうな理由

 JRA(日本中央競馬会)から超ビッグな“お年玉”が出たが、見事受け取れたのは1人だったということだろうか。

 11日、指定された5レースの単勝をすべて的中させる「WIN5」が、歴代最高配当となる4億8178万3190円を記録。歴史に残る大波乱の1日となった。

 この日のWIN5は中京9Rの尾頭橋特別(2勝クラス)からスタート。4番人気のドウドウキリシマが勝つまずまず順当な結果に終わり、72万3161票が第1関門を突破した。続く中山10Rの迎春S(3勝クラス)でも5番人気のブラックマジックが勝つ中波乱。6万2422票が生き残った。

 一気にサバイバルの様相を呈したのが、続く中京10R寿S(3勝クラス)だ。単勝114.8倍の14番人気ツーエムアロンソが勝ち、残り票数は一気に187票に。そこから3番人気→5番人気と続いたが、最後に生き残ったのはわずか1票だった。

 約5億円というWIN5の史上最高配当が出た1日だったが、実はWIN5マニアたちの間では早くから「要警戒の1日」だったというから驚きだ。

「実は、フェアリーS(G3)があったこの開催は、昨年もWIN5の的中がわずか1票になる大波乱を起こしています。この時も寿Sを12番人気のウインクルサルーテが勝ち、結果的には歴代4位(当時)となる3億9436万5860円という超高額配当が出ました。

馬場コンディションがあまり良くない厳寒期の開催で、今年も対象レースのラインナップは乙訓特別(2勝クラス)に替わって尾頭橋特別が加わっただけ。日頃からWIN5を買っているファンの間では『今年も大荒れになるかも』という声があったみたいですね」(競馬記者)

 今回の歴代最高配当4億8178万3190円は、そんな“猛者”たちの期待に応える形となったわけだが、それでも的中票がわずか1票となるのがWIN5的中が困難を極める所以だ。

 ただ今年は、もしかすると近々セカンドチャンスが訪れるかもしれない。

「実は3週間後のシルクロードS(G3)や根岸S(G3)のある開催も、昨年は歴代3位となる4億3390万7040円を記録する大波乱に終わっています。今年は12月からのロングランを務める中京開催が末期になりますし、波乱が起きやすい小倉も対象レースに組み込まれる可能性が高そう。億超えの“夢”を買うには面白い開催になるかもしれません」(同)

 年明けから4996万2820円、146万4170円、そして今回の4億8178万3190円と荒れに荒れているWIN5。そう簡単に当たらないのは百も承知だが、人生を変えるような超高額配当を目指すなら、「今」が参戦の時なのかもしれない。

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