キタサンブラック堂々1位も「あの珍名馬」が大人気!?有馬記念のファン投票結果からわかる「今年の競馬事情」とは
興味深かったのが97位のキタサンミカヅキ。これはまさしくキタサンブラックの活躍で脚光を浴びる、北島三郎人気がもたらした結果だろう。キタサンミカヅキ自身はようやくオープンを勝ったダートの短距離馬なのだが、現役のキタサン軍団では総大将キタサンブラックに次ぐ稼ぎ頭でもある。
良血人気も相変わらず健在だ。3連勝からジャパンCにも挑んだトーセンバジルは75位。トゥザヴィクトリーの娘トーセンビクトリーも96位に名を連ねている。やはり重賞勝ちさえないにもかかわらず、100位以内にランクインしている馬には「実力以外の理由」があるようだ。
例外の代表格サウンズオブアース(第9位)は、そっとしておこう。いつの時代もこういうキャラは必要だ。