JRA【AJCC(G2)展望】コントレイル世代「3強ムード」もアリストテレスは危険な人気馬!? 1週前追い切りに調教師から不満の声……
もちろん、4歳馬以外にも好走が期待できる馬はいる。明けて6歳のステイフーリッシュ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)は安定感が持ち味だ。
デビュー2戦目のホープフルS(G1)で3着に好走したことを皮切りに、21戦連続で重賞レースに出走。勝ったのは3歳春の京都新聞杯(G2)だけだが2着4回、3着は7回にも上る。三つ巴の一角を崩すなら、やはりこの馬か。
この他には、昨年の宝塚記念(G1)で3着という実績があるモズベッロ(牡6歳、栗東・森田直行厩舎)。昨年のオークス(G1)で、デアリングタクトと半馬身差の接戦を演じたウインマリリン(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎)などが一発を狙う。
また、サンアップルトン(牡5歳、美浦・中野栄治)に騎乗する柴田善臣騎手は、岡部幸雄氏が持つ54歳0か月31日というJRAの最年長重賞勝利記録の更新が懸かる。
今年のAJCCは4歳牡馬による上位独占となるのか、他の世代が先輩の意地を見せるのか。それとも牝馬の大駆けがあるのか。発走は24日の15時45分を予定している。