【G1展望・皐月賞】「日本競馬史上最高」とウワサの「頂上決戦」が、ついに幕を開ける!
3連勝でスプリングS(G2)を制したマウントロブソンも本来なら、皐月賞馬になってもおかしくない素材だ。これまで連対率100%と安定した成績を残しているが、スプリングS で3着まで0.1秒差の接戦を制した勝負強さが光る。鞍上にT・ベリーを迎え一発を狙ってくるはずだ。
例年なら軽視されがちな皐月賞トライアルの若葉Sが、今年は「伝説の若葉S」になるかもしれないと評判だ。勝ったアドマイヤダイオウとハナ差の接戦を演じたナムラシングンが3着以下につけた着差は、なんと8馬身以上。決して王道を歩んできたわけではない分、逆に底知れぬ不気味さが漂っている。
不気味さでいえば共同通信杯(G3)から直行してきたディーマジェスティこそ、本当に怖い存在なのかもしれない。ここまで100%連対と未だ底が割れていない面もあるが、なんといっても昨年、一昨年の皐月賞馬は共同通信杯からの直行馬。データ的にこれ以上の追い風はない。
他にもドレッドノータスやプロフェットも、すでに重賞を勝っているだけに侮れない存在だ。
史上空前のハイレベル。牡馬クラシック第一弾・皐月賞は今週末17日(日)の15:40発走予定。先日の桜花賞(G1)に続く熱戦を期待したい。