JRA藤田菜七子「操縦不能」最下位大敗に厳しい声続々……クイーンC(G3)「コントロールが利きませんでした」”レース不参加”レッジャードロ16着
「レース後に藤田菜七子騎手も『新馬に比べてテンションが高かった』と話していましたが、スタートで煽って大きく出遅れたことが最後まで尾を引きましたね。
ただ、その後も折り合いを付けることに一苦労……。『レースどころではなかった』というのが率直な感想です。デビュー戦も勝つには勝ちましたが、菜七子騎手が『上手く乗れなかったが、能力の高さで勝たせてもらった』と話していた通り、不安定な内容でした。
馬がまだまだ幼く、乗り難しいという面もありますが、ジョッキーももう少し何とかできなかったのかという面も否めませんね。菜七子騎手にとっても不完全燃焼というか、悔いが残るレースだったと思います」(競馬記者)
来週はサウジアラビアで行われるインターナショナル・ジョッキーズチャレンジに参戦するため海外遠征を行い、3月には2人の女性騎手が後輩となる藤田菜七子騎手。女性騎手としては歴史的な成功を成し遂げているが、本人が目指しているのは男性騎手に交じってのトップジョッキーだ。
順調に階段を登り続けているものの、大舞台を勝ち抜くにはもう一段ステップアップが必要なのかもしれない。