JRA「114連敗中」騎手の油断騎乗と「甘過ぎ」処分に非難轟々!? 川田将雅のギリギリセーフが騎乗停止で、今回2着→3着が過怠金10万円だった理由
実は、原田騎手は現在114連敗中……最後に勝った昨年の7月から、約8カ月も勝ち星から見放されるなど”どん底”の状況だ。
一昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)をプリンスリターンとのコンビで、15番人気ながら5着に健闘。翌年1月のシンザン記念(G3)ではクビ差の2着となるなど、昨年の今頃は原田騎手にとって、騎手人生で最も脚光を浴びた瞬間だったに違いない。
しかし、そこからプリンスリターンがNHKマイルC(G1)で15着に大敗するなど、原田騎手自身も大きく低迷……。勝ち星に見放される中、今回2番人気だったメサテソーロは、昨年9月のフライトメモリア(1番人気)以来となる上位人気馬の騎乗だった。
無論、それが油断騎乗の”言い訳”になるわけではない。だが、久々に勝ち負けが期待できるレースだっただけに、ゴール前で勝ち馬に差されてしまった瞬間に大きく脱力してしまう騎手の心情は述べるまでもないだろう。