JRA横山典弘で「思った通りに」!? 高松宮記念(G1)G1勝利から「23年」非情の乗り替わりは吉か凶か……マジックに魅せられた陣営の想い
「この世界、勝ち切れずに乗り替わりとなることは仕方のないことですが、G1ではそれほど見かけることのない古川吉騎手だけに残念ではありますね。昨年の有馬記念(G1)でも津村明秀騎手の騎乗するカレンブーケドールが池添謙一騎手に乗り替わりとなりましたが、3歳のスイートピーS(L)から7戦連続で勝ち切れない競馬が続いていました。
今回のライトオンキューもあと一歩という競馬が続いていますし、大一番での乗り替わり自然な流れなのかもしれません。横山典騎手が騎乗するとのことですから、ファンの期待度も高まっているかもしれませんね」(競馬記者)
昆厩舎と横山典騎手といえば、先週のフィリーズレビューでもオパールムーンでタッグを組んだコンビ。2018年のJBCレディスクラシック(G1)では6番人気のアンジュデジールで勝利するなど、その活躍は顕著だ。
ミスパンテールや、ロードヴァンドールでも人気に関係なく次々と激走。コンビでの重賞成績は【5-3-5-25/38】で、単勝123%、複勝131%という回収率が相性の良さを物語っている。
非情ともとれる乗り替わりだが、もちろん陣営にとっては一発を狙っての人選だろう。
ライトオンキューの馬名の意味は「思った通りに」。陣営にとって、この選択が吉と出るのか、凶と出るのかは非常に興味深い。これまでの鬱憤を晴らす「横典マジック」に期待したいところだ。