有馬記念「2強」サトノダイヤモンド、キタサンブラックの凱旋門賞挑戦濃厚!? 「スケール」と「適性」で両者期待大も、問題は……
「サトノダイヤモンドは、今年の凱旋門賞で14着に敗れたマカヒキと同じディープインパクト産駒。過去にも同産駒は2013年のキズナの4着が最高であり、ハープスターなども敗れるなど適性には疑問のあるレースですが、これまでの挑戦馬よりスケールが1段上であることも事実。まったく異なる姿が見られるかもしれません。
キタサンブラックは、真骨頂である粘りや先行力、パワーなど、凱旋門賞好走に必須となるファクターを多く保持しており、見方によってはサトノダイヤモンドよりも期待できる部分は大きい。陣営も『ピークは来年』と語っているなど、今後も成長を続ける可能性がある。こちらも期待ですね」(競馬記者)
2頭とも、世界最高峰の舞台で戦うだけの期待値は有しているようだ。問題は来年、今の強さを維持、向上できているかどうか。ぜひとも順調に秋を迎えてほしい。