JRA藤田菜七子が狙い! 今週の高額万馬券狙いレースはコレだ!
今年4月に行われるはずだった福島開催は、3月の地震で競馬場が損害を受けたため新潟開催へ変更。開催を楽しみにしていたファンには残念だが、せめてこの新潟でデカイ馬券を当ててスカッとしたいところ。というわけで、今週の狙いは開幕週の新潟だ。
新潟開催の特徴は関西のジョッキーが活躍する傾向にあることだが、昨年の成績を見てみると意外な騎手が上位にいることがわかる。
・2020年新潟年間リーディング
1位 岩田 望来(栗東)
2位 吉田 隼人(美浦)
3位 福永 祐一(栗東)
4位 藤田 菜七子(美浦)
5位 三浦 皇成(美浦)
・2020年1回新潟リーディング
1位 岩田 望来(栗東)
2位 吉田 隼人(美浦)
3位 団野 大成(栗東)
4位 鮫島 克駿(栗東)
5位 藤田 菜七子(美浦)
※吉田隼人騎手は栗東を拠点
年間リーディングも1回新潟リーディングも、藤田菜七子騎手がかなり健闘しているのだ。吉田隼人騎手は栗東を拠点としており関西所属騎手状態なので、実質的に関東所属騎手で新潟トップは藤田菜騎手なのである。そして今年の新潟開幕週の土曜にも藤田菜騎手が参戦し、しかも今年デビューした2人の女性騎手との初対戦も決定。否が応にも周囲の注目は上がる。
そんな藤田騎手は昨年35勝に対し、今年まだ3勝と波に乗れていない。だが、昨年は新潟で年間14勝を稼ぎ、勝率は全競馬場の中でトップの相性を誇っている。それだけに得意の新潟開催で本領発揮といきたいところだ。
今週の高額万馬券狙いレースは、まず土曜の新潟開催に挑む藤田騎手の騎乗馬から探りたい。
昨年の藤田騎手は新潟で芝8勝・ダート6勝という成績。特に狙いやすいのは、減量が活かせる平場の下級条件戦の3歳未勝利戦と4歳以上1勝クラス。実際にダートの勝利はすべて平場の条件戦で、その中でも下記の条件に合致するレースと馬が狙いだ。
・ダート1200m
・乗り替わり
・関東馬
以上を踏まえた注目レースと狙い馬は以下の通り。得意の先行力を活かした積極的な競馬ができれば、上位争いも不可能ではないだろう。
◎土曜の藤田騎手注目レース
新潟7R 4歳上1勝クラス
オパールシャルム
乗り替わりではないが昨年5月に新潟で騎乗して2着の相性。初ダートもスピードがあり狙い目。
新潟9R 4歳上1勝クラス
コールザチューン
昨年8月に藤田騎手がこの条件に騎乗して3着。先行力が活きるこの条件で斤量も2kg減は大きなプラス。前走15着大敗も一変に期待。