JRA C.ルメール騎乗サトノレイナスが日本ダービー(G1)視野!? ウオッカVSダイワスカーレット「2007年」牝馬クラシック彷彿のメンバーに歴史的名牝の可能性

 今年の桜花賞は、まさにそんな2007年を彷彿とさせるレース。途中から先頭に立ったメイケイエールが直線で失速して、ソダシがサトノレイナスの追撃を凌ぎ切っている。

「サトノレイナスの日本ダービー挑戦は期待するファンも多いでしょうが、やはり問題は鞍上でしょうね。現在のところ、ルメール騎手が日本ダービーで騎乗する可能性がありそうなのは、皐月賞で騎乗予定も回避となったオーソクレース、毎日杯(G3)で2着と敗れたグレートマジシャン、皐月賞でM.デムーロ騎手に乗り替わりとなるグラティアスあたりでしょうか。

皐月賞で騎乗予定だったオーソクレースにしても、ホープフルS(G1)で2着と敗れているように、どれも伏兵の域はでない感じがします。皐月賞の結果次第では他馬への乗り替わりもあるかもしれませんし何ともいえませんが、ルメール騎手が確保できるようならサトノレイナスの出走はあり得ると思いますよ」(競馬記者)

 14年ぶり4頭目の快挙へ――。日本ダービー出走となれば、サトノレイナスにも十分チャンスはあるのかもしれない。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

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