JRA東京開幕週は「地元馬主」の穴馬で勝負! 先週8番人気2着「複勝2450円」推奨、今週の高額万馬券狙いレース
■2回東京2日目の推奨馬
東京1R 3歳未勝利
イワナ(越村哲男)
魚シリーズの馬名で知られる東京馬主の所有馬。デビュー以来中山は一度も使わず。追える田辺騎手への乗り替わりで狙い。
ニシノカタパルト(西山茂行)
オーナーは東京競馬場の重鎮。1600mに不安を残すがこの相手なら…
東京2R 3歳未勝利
アークライト(キャロットファーム)
昨年10月以降中山は使わず東京のみに出走。ここも当然勝負のレースだろう。
ニシノソメイノ(西山茂行)
2走前の東京で2着。前走の中山は8着に大敗で、東京に変わった今回は狙い目。
東京3R 3歳未勝利
コモレビキラリ(亀岡和彦)
人気にならないが東京ダート1400mは6番人気1着、昇級戦も6番人気3着と好相性。春の中山を使わずここ勝負は明白。
東京4R 障害4歳以上未勝利
レッドローゼス(東京ホースレーシング)
オープン実績のある同馬が障害へ転向。初戦は2着で初勝利は時間の問題。
東京5R 3歳未勝利
フォルテデイマルミ(金子真人ホールディングス)
関西馬が初勝利を目指して東京遠征。ここまで2着4回の実力馬、オーナーの地元で負けられない。
東京6R 3歳未勝利
テイデ(金子真人ホールディングス)
デビュー戦は1番人気4着も上がりは最速を記録。2戦目で良馬場の東京コースなら差し切り濃厚。
東京8R 4歳以上1勝クラス
レッドラルジュ(東京ホースレーシング)
初勝利はルメール鞍上の東京芝1600m。コース変わりで狙い目。
東京9R 石和特別
コーカス(ゴドルフィン)
7歳の高齢だが得意の東京コース、相性のいい三浦騎手への乗り替わりで狙い。
東京10R 鎌倉ステークス
エアコンヴィーナ(ラッキーフィールド)
6歳の牝馬で人気にならないがクラス上位の実力馬。東京ダートは全3勝中2勝、6戦して連対率66.7%は侮れない。
東京11R フローラS(G2)
ユーバーレーベン(サラブレッドクラブ・ラフィアン)
オークスや秋へ向けて最低でも2着以内と陣営も力が入るはず。オーナーは2019年以来の重賞勝利がかかっている。
東京12R 4歳以上2勝クラス
ウインドジャマー(多田信尊)
昇級戦になるが地元馬主&藤沢厩舎&ルメールのトリプルコンビで注目。メンバー的にも勝機は十分。
以上、この東京開幕週に出走する東京馬主の注目馬を挙げてみた。中には断然の1番人気になるような馬も含まれているが、東京馬主の力の入れようを伝えるために、あえて穴馬以外も紹介している。これらの馬がどんなレースを見せるか、ぜひ注目してほしい。
なお個人的に高額万馬券狙いレースの穴馬として期待しているのは以下の6頭である。
・土曜
東京 4R アルジェントステラ
東京 7R リュウグウハヤブサ
東京10R セルフィー
・日曜
東京 2R ニシノソメイノ
東京 3R コモレビキラリ
東京12R ウインドジャマー
ライタープロフィール
仙谷コウタ
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。