JRA 岩田康誠「後輩イジメ発覚」で孤立無援……!?「0円」サクラバクシンオーの大活躍!? 規格外マルゼンスキーは「何故」干された?【週末GJ人気記事総まとめ】
ライター「A」:マルゼンスキーって持込馬だったんですね。マル外だと思ってました。
デスク「Y」:昔は持込馬とマル外がいっしょに考えられていたからね。分けて考えられるようになったのは結構最近だよね。
ライター「A」:1984年かららしいですね。全然最近じゃないですよ。
デスク「Y」:オジサンにとっては、わりと最近なの! それにしてもさっきの話の続きになるんだけど、アメリカで行われたマルゼンスキーのお母さんのセリに社台の吉田善哉さんも参加してたらしいね。サクラバクシンオーみたいに良い馬を手放すこともあるけど、この辺りは流石だなあ。
ライター「A」:残念ながら競り負けてしまったみたいですが、結構粘ってたとか。吉田善哉さんといえば、引退したばかりのサンデーサイレンスに目を付けたことでも有名ですよね。
デスク「Y」:アメリカでは、幼駒の時のセリで高値が付かなかった馬は、いくら優秀でも種牡馬としては成功しないっていうセオリーみたいなものがあるからね。幼駒の時の2度のセリで誰も買わなかったサンデーサイレンスだけに、いくら年度代表馬でも……っていう風潮があったみたい。
ライター「A」:そんな馬が日本の競馬に“革命”を起こして、世界でも類を見ないほど大成功するわけですからね。
デスク「Y」:もちろんサンデーが凄いってのもあるんだけど、逆に言えばそれだけ日本と米国の競馬に差があったという見方もできるよね。ノーザンテーストだって、決して超一流の馬じゃなかったわけだし。そういった意味では、マルゼンスキーも当時の日本の競馬のレベルでは、抱えきれないほど規格外の存在だったんだろうな。どうすんの? いつか競馬にメカゴジラみたいな馬が出てきたら(笑)。
ライター「A」:それもう、サラブレッドじゃないですよね……。血統登録とか、どうするんですか?
デスク「Y」:父ソフトバンクでいいんじゃない?
ライター「A」:それ、ただの製造元でしょ! ペッパーくんじゃないんだから……。
さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)