JRAマーメイドS(G3)横山親子が高配当の使者!? 「母娘制覇」狙うクラヴェルに51kgで騎乗!横山典弘が「父の威厳」見せる!?【八木遊のフォーメーション馬券予想】
「▲」は6頭いる関東馬のうちの1頭、14番サンクテュエール(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)を指名する。
こちらもディープインパクト産駒で、前走・福島牝馬S(G3)で復活の兆しを見せる3着に好走した。前走後は、このレースを目標に順調に調整されてきた。杉原誠人騎手から川田将雅騎手への乗り替わりはプラス材料で、シンザン記念(G3)以来の勝利をつかみたい。
「△」はキズナ産駒の2番アブレイズ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
昨年2戦2勝でオークス(G1)に臨んだ逸材も、故障があって復帰後は本来の力を発揮できていなかった。前走のメイS(OP)でようやく連敗に終止符を打ち、重賞2勝目を狙う。
圧巻の動きを見せたのは1週前追い切り。栗東坂路で49秒2の好時計をマークした。好状態の今なら、トップハンデ56kgを克服してもおかしくない。
「×」は、1番シャムロックヒルと10番キングスタイルの2頭を押さえる。
アブレイズと同じキズナ産駒のシャムロックヒル(牝4歳、栗東・佐々木晶三厩舎)は、半姉サラスが2年前に7番人気でこのレースを制覇。久々の実戦となるが、調教でいい動きを見せており、最内枠から経済コースを通っての粘り込みに期待したい。
ディープインパクト産駒のキングスタイル(牝4歳、栗東・田中克典厩舎)は、転厩初戦で2勝クラスを勝ち、今回は格上挑戦となる。410kg前後の小柄な馬体に50kgの軽ハンデ、前走から5kg減は魅力的。無欲の追い込みに徹すれば、3着までなら食い込んでもおかしくない。
以上、今週は6頭に印を回したが、横山親子が騎乗する2頭をダブル本命という扱いでフォーメーションを組み立てたい。三連複ならどれが来ても万馬券になるだろう。あとはワイドもフォーメーションで押さえておく。
三連複フォーメーション 14点
◎○→◎○▲△→◎○▲△××
ワイドフォーメーション 5点
◎○→◎○▲△
<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。