世界最高賞金レース・ペガサスワールドC(G1)は本当に開催できるのか? 画期的な新システムの「盲点」 世界最強馬2頭の”賞金独占”でライバルは戦々恐々か
無論、馬券売上や放映権料、スポンサー収入などの純利益を参加者で山分けするため、多少のバックは期待できるそうだ。だが、他のライバル陣営もまさか一度突っ込んだ参加費の1億円を取り返すために、”3着狙い”でG1級の強豪馬が出走させるような事態は避けたいところだろう。
冒頭でも触れたように1月28日の発走まで約1週間となったペガサスWC。果たして、記念すべき第1回には、どういったメンバーが顔を揃えるのか。もしかしたら前例のドバイワールドカップのような高額賞金を目玉とした、世界最強馬決定戦とはならない可能性もある。
いずれにせよ、良くも悪くもペガサスWCは全世界の注目を集めることになりそうだ。