JRA名実況「河内の夢か、ユタカの意地か、どっちだー!?」、G1ラスト実況から間もなく10年……フジテレビ・三宅正治アナに「復帰待望論」噴出!?
「河内の夢か、ユタカの意地か、どっちだー!?」
1番人気エアシャカールで2冠を狙った武豊騎手と、アグネスフライトで悲願のダービー制覇に挑んだ河内洋現調教師の兄弟弟子コンビ。その壮絶なたたき合いから飛び出した。それ以外にもジャパンC(G1)やオークス(G1)などで飛び出した名言は数えればきりがない。
しかし、そんな三宅アナもG1実況は11年の有馬記念を最後に10年近く遠ざかっている。12年以降は倉田アナなど若手に活躍の場を譲る形となっている。
現在58歳の三宅アナ。来年秋には60歳となり、定年を迎える。『ねとらぼ』記事に対するファンの声を幾つか拾うと、「競馬実況に戻ってほしい」や「どのスポーツ実況でも、本当に上手い」、さらには「(定年退職後は)フリーとしてスポーツアナに戻ってこないかな?」などスポーツ実況への復帰待望論が渦巻いているようだ。
かつて関西テレビに所属し、ほぼ競馬一筋のアナウンサー人生を歩んだ杉本清アナは、1997年に定年退職した後も数年間は菊花賞や宝塚記念を担当していた例もある。三宅アナの“神実況”を再び聞きたいファンは決して少なくないはずだ。
(文=中川大河)
<著者プロフィール>
競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。