先週は5戦で馬券圏内100%! バージョンアップした「福永コロガシ」で判明した今週勝負の4レースとは?
■土曜の注目馬
新潟2R 2歳未勝利(芝1800m)
ラクスバラディー
姉がバウンスシャッセ、兄がホーカーテンペストと関東の藤沢和雄厩舎が管理して活躍。藤沢和厩舎が来年で定年でなければ引き続き管理していたはずだが、定年引退が決まっている関係で関西の清水久詞厩舎へ。ここまで2戦してともに2着。来年のクラシックを目指すためにもここは落とせない。福永騎手へ乗り替わりは当然勝負の一手。
新潟10R 新発田城特別(芝1400m)
テンハッピーローズ
デビューから福永騎手が騎乗し手の内に入れている。重賞以外ではすべて3着以内の安定度を誇る。福永騎手が「現状では1400mがいい」と語っており、52kgなら昇級でも中心。
■日曜の注目馬
新潟5R 新馬戦(芝1800m)
ダンテスヴュー
金子真人オーナーの馬で友道康夫厩舎の管理馬、つまり福永騎手にとっては日本ダービー馬ワグネリアンで縁のあるチームとなる。2週連続で追い切りに騎乗し、期待の高さと力の入れようが伝わってくる。初戦から注目。
新潟11R 関屋記念G3(芝1600m)
シャドウディーヴァ
初コンビを組んだ前走マーメイドS(G3)は6番人気ながら3着に好走。左回りのマイル重賞は東京新聞杯(G3)で2着・3着の実績があり、斤量が54kgの今回はチャンス大。
(文=仙谷コウタ)
<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。