日本が誇る「三冠配合」モクレレがついにデビュー!”最強馬主”金子真人オーナーの集大成「12冠ベビー」の実力は如何に!
来月2日に、シリーズ8作目の2017年対応バージョンの発売が予定されている人気競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト』(コーエーテクモ)。
自身がオーナーブリーダーとなり、自らが生産した馬でライバルと戦うことが醍醐味とされているが、実在する歴史的名馬を始め強力なライバルに勝つためには、ゲーム独自の「配合理論」を駆使して有望な所有馬を生産する他ない。
そんなゲームの鍵となる配合理論の中に「三冠配合」というものが存在する。
「三冠配合」は文字通り、父と母が共に三冠馬であれば、その仔馬の能力が底上げされるというゲームならではのロマン溢れる配合理論。だが、父が三冠馬はともかく、母まで三冠馬となると、現実に再現できるのは本当に稀有な例といえるだろう。
しかし、そんな夢の配合をやってのけてしまったのが、あまりの成功に一部のファンからは「リアルダビスタ」とまで評される金子真人オーナーであり、4日に待望のデビューを迎えるのが「12冠ベビー」のモクレレ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)である。
父は近代競馬を代表する無敗の三冠馬ディープインパクト。競馬をする人でこの馬の名を知らない人はまずいないだろうし、競馬をしない人でもこの馬の名前だけは知っているという人も多い。まさしく名実ともに今の日本競馬を牽引している超有名馬だ。
そして、母アパパネはJRA史上初のG1同着をオークスで成し遂げるなど、激戦を勝ち抜いて世代の頂点に立ち続けた歴史的名牝。メジロラモーヌ、スティルインラブに次ぐ史上3頭目の牝馬三冠馬は然ることながら、古馬になってもブエナビスタを倒してヴィクトリアマイルを制するなど、三冠女王に恥じない戦績を残した。