大阪杯の覇者アンビシャスが今年も中山記念(G2)から始動!王者ドゥラメンテに迫り強烈なインパクトを残した昨年とは異なる「環境」と「事情」


 管理する音無調教師が「去年はどこかで賞金を加算しなくてはと思っていた」と話すように、昨年のアンビシャスはすでにプリンシパルS(OP)とラジオNIKKEI賞勝ちの賞金を持っていたが、春の大目標としていた宝塚記念(G1)の前には賞金が半額になる明け4歳馬。本番で除外を食わないためにも、中山記念か大阪杯で賞金を上積みしておく必要があった。

 結果的にアンビシャスは数多のG1馬を下して見事賞金の加算に成功したのだが、裏を返せば「それだけ仕上がっていた」ということだ。

 結局、目標の宝塚記念は3番人気に推されたものの16着というあまりにも不甲斐ない大敗を喫することになるのだが、敗因は距離や馬場だけでなく、そういった「事情」の反動があった可能性もある。

 そういった点で、今年は大きく「事情」が異なる。まず、賞金面での心配がないため、ここできっちり仕上げる必要性が薄いこと。その一方で大阪杯がG1に昇格したことで、目標までの期間が大きく迫ったことだ。

 その中でアンビシャス陣営がどういった方針を打ち出すのか注目されたが、今回の中山記念について音無調教師は『日刊スポーツ』の取材に「今回はソフトな仕上げ」と答えている。つまりその”裏”には、陣営が大阪杯はもちろんのこと、安田記念や宝塚記念といった「それ以降の目標」まで睨んでいることがうかがえる。

 アンビシャスは馬体重に大きな変動があるタイプではなく、休み明けでもきっちりと仕事をする馬ではある。だが、今年の目標はあくまで「G1」。陣営の思いは昨年より、さらに強くなっているはずだ。

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