武豊騎手が「神騎乗2016」を獲得!キタサンブラックで制したジャパンC(G1)の騎乗に関係者から「絶賛」の嵐!
人気競馬雑誌『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)の2月26日号で「神騎乗2016 週刊Gallop SPECIAL AWARD」の第1位が発表され、武豊騎手がキタサンブラックで逃げ切った第36回ジャパンC(G1)での騎乗が選ばれた。
ちなみに第2位も武豊騎手&キタサンブラックの天皇賞・春(G1)が選出されており、昨年の年度代表馬コンビが、如何に競馬ファンや競馬関係者から高い評価を受けているのかがうかがえる。
その中でも第1位の評価を受けた、ジャパンCでの神騎乗。このレースに関しては、以前にも本サイトで『武豊も自画自賛!『世界のトップ100・G1レース』で評価急落のジャパンCの「裏」に競馬の世界最高機関の目をくらませた”ユタカマジック”の神髄(リンク)』と銘打って特集させていただいた。
主な内容は、これまで国内1位の評価だったジャパンCが昨年、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から低評価を受けたのは、キタサンブラックに騎乗した武豊騎手がペースとレースを支配し、強豪が集う後続に本来の力を発揮させなかったことが原因というものだが、『週刊ギャロップ』の特集内でも、武豊騎手の騎乗技術が高く評価されている。
中でも印象的だったのは、キタサンブラックを管理する清水久詞調教師の「スピードや時計の感覚は神業」や、四位洋文騎手の「見ていてスカッとした」などを始めとした周囲の称賛の言葉だ。
特にトーセンバジルに騎乗して、同じレースに参加していた内田博幸騎手の「2番手以下が(速いんじゃないかと思っていたペースが実は)遅いと気付いたときには手遅れ」という発言は、超一流の騎手だからこそ実感できる武豊騎手の技術の高さを物語っているようだった。