元JRA藤田伸二氏「さすがユタカさん。空気を読める人」C.ルメール「大楽勝ムード」から“油断”でコントレイル馬主にアピール失敗!? 川田将雅「あまりにも人気が…」騎手買いはもう常識?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】

 様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

C.ルメール騎手

JRA C.ルメール「大楽勝ムード」から“油断騎乗”で痛恨の2着!? 「普通に乗ってれば勝ってたんじゃ……」単勝1.8倍もコントレイル馬主にアピールならず

デスク「Y」:マツケンサンバと有馬記念(G1)のコラボ、めちゃくちゃ面白いんだけど!(笑)

ライター「A」:JRAのコラボ企画は、毎回面白いというか斬新ですよねー。僕はエヴァンゲリオンとのコラボが印象に残ってます。

デスク「Y」:ああいうぶっ飛んだ感じ、好きだわ~。

ライター「A」:わかります(笑)。さて、JRA様を褒めるのもたいがいにして、そろそろ本題に入りましょう。先週、4日の新馬戦で単勝1.8倍に支持されたストロングウィルでしたが、惜しくも2着に敗れてしまいました。

デスク「Y」:記事のタイトル通り、大楽勝ムードだったんだけどなあ。最後の直線で馬なりのまま先頭に立ったら、C.ルメール騎手じゃなくても「圧勝する!」って思うじゃん?

ライター「A」:ところが、そこからあまり伸びませんでしたね。内を突いた勝ち馬ラリュエルの松山弘平騎手の好騎乗もありましたが、それ以上にストロングウィルの負け方が印象に残ったレースでした。

デスク「Y」:うーん、単純に切れる脚が使えないのか、それともソラを使うとか気性面の問題なのか……。ただ、2歳新馬とかでよく「馬なりで大楽勝」とか見かけるけど、「じゃあ、実際にちゃんと追ったらどれくらい上積みがあるの?」っていう疑問はあるよね。

ライター「A」:我々ファンとしては「本気で走ったらどれだけ強いんだろう」という妄想が膨らむというか、どうしても大きな上積みを想像してしまいますもんね。

デスク「Y」:もちろん、想像通りさらに凄いパフォーマンスを発揮する馬もいるんだけど、逆に案外ってのもいるよね。

ライター「A」:僕が印象に残ってるのは、サートゥルナーリアですね。デビュー2戦を楽勝していて「これは三冠馬になる」って衝撃を受けたんですが、初めて本気で走った3戦目のホープフルS(G1)が案外で……。

デスク「Y」:ちゃんと勝ったからいいじゃん! オレは最近だとファンディーナだね。あの馬は「これはヤバイ!」って思ったもん。

ライター「A」:ああ、覚えてます。たしか牝馬ながらに皐月賞(G1)に出走して1番人気になりましたよね。

デスク「Y」:そうそう。皐月賞まで、ずっと馬なりのまま楽勝で「本気で走ったらどうなるんだ!?」ってスケール感が凄かった。

ライター「A」:GJでも、かなり大々的に取り上げてましたよね。皐月賞は残念ながら7着に敗れてしまいましたが、1番人気だったのはウチが煽り過ぎたせいなんじゃ……。

デスク「Y」:だったら、GJがオッズに影響を与えたってことになるね。デスクとしては鼻高々ですよ、ハッハッハッ!

ライター「A」:皆様、その節は本当に申し訳ございませんでした。これも競馬と思って、どうかご容赦を……(なんで僕が謝ってるんだ)

元JRA藤田伸二氏「さすがユタカさん。空気を読める人」、チャンピオンズC(G1)ソダシにハナ譲った? 4着武豊インティに「ハナ行ってたら、楽に2着はあったかも」

ライター「A」:先週のチャンピオンズCですが、テーオーケインズが素晴らしい走りを見せた一方、ダート初挑戦だったソダシにとっては残念なレースになってしまいました。

デスク「Y」:ソダシは12着だっけ? 最後の直線、あそこから伸びなかったのはダート適性がないからか、それとも気性的な問題か……。上手にハナに立つまでは完璧だったと思うし、1000m通過が61.4秒って見たときは「ちょっとソダシを可愛がり過ぎじゃない!?」くらいに思ったんだけどなあ。

ライター「A」:そこに関しては元JRA騎手の藤田伸二さんも同じような感想を思っているようで、YouTubeのライブ配信でも「さすがユタカさん。空気を読める人」と発言されていたとか。

デスク「Y」:インティの武豊騎手だよね? まあ、ソダシは今や競馬界のアイドル的な存在だし、あんなに楽に逃がしちゃったら「他の騎手が忖度してる」って思うわなあ。

ライター「A」:でも、逃げ馬に騎乗した武豊騎手って、わりと他の逃げ馬に競り掛けないこともありますもんね。呉越同舟というか、スローペースで一緒にワンツーゴールしましょう的な。キタサンブラックとか、そんなイメージです。

デスク「Y」:あの馬は、ハナにこだわらなくてもよかったからね。武さんも行くときは厳しくいくんだけど、あの時のソダシには優しかったね。でも、それでインティが4着に頑張ったんだから、判断としては正しかったんじゃないかな。

ライター「A」:藤田さんは逆に「ハナ行ってたら、楽に2着はあったかも」と話されていたみたいですけどね。

デスク「Y」:インティは気持ちで走るタイプだから、あり得るかも。それにしてもソダシの1枠1番には驚いたね。

ライター「A」:どういうことですか?

デスク「Y」:キタサンブラックで思い出したんだけど、現役の時、あの馬が内枠ばっかり当たるからJRAの忖度疑惑とか言われてたじゃん? その考えだと、初ダートのソダシはてっきり砂を被る危険が少ない外枠になると思ったんだけどなあ。

ライター「A」:JRAが公正に枠順抽選を行ってるってことですよ。

デスク「Y」:いや、あれはJRAが仕掛ける壮大な「ソダシ感動の復活劇」の序章が始まったんだと思うな。とりあえずソダシに試練を与えておいて連戦連敗、来年の有馬記念辺りで劇的な復活勝利で大団円的な……おっと、誰か来たようだ。

ライター「A」:誰も来てませんよ。妄想もそこまで行くと、もう痛いだけですね……。

川田将雅騎手

JRA 川田将雅「あまりにも人気し過ぎていましたが……」想定以上のオッズにビックリ!? 武豊・C.ルメールだけではない!「川田人気」はもう常識?

ライター「A」:先週の3歳上1勝クラスを1番人気に応えて勝利したロードプレジールですが、鞍上の川田将雅騎手は、あまりにも人気になっていたことに驚いていたようです。

デスク「Y」:まあ、確かに前走4番人気で11着に敗れてる馬だもんな。同じ中京の芝2200mに出てきたのに、いきなり1番人気になったのは、ちょっと意外だったよね。

ライター「A」:結果的にロードプレジールが勝ったわけですから、皆さん馬券が上手ですね。やはり川田騎手への信頼感が人気になった要因でしょうか。

デスク「Y」:まあリーディング54位(9日現在)の中井裕二騎手から2位の川田騎手への乗り替わりだから、相当な鞍上強化だしね。今の競馬は「馬より騎手で買え」っていうのは、みんなの常識になりつつある。

ライター「A」:この秋のG1もルメール騎手、横山武史騎手、福永祐一騎手が大活躍しましたしね。何度、同じような組み合わせを見たことか……。

デスク「Y」:そうそう。我々みたいな素人が、いくら馬のことを考えたってわかるわけないんだから(笑)。もういっそのことレース前の取材とか、共同会見でも馬のことじゃなくて騎手のこと聞いてほしい。

ライター「A」:ルメール騎手に今日は何食べたとか、現在のコンディションとか、体重とかについて聞くってことですか?

デスク「Y」:面白いじゃん。会見で馬のこと聞くなんて競馬くらいのもんだよ。

ライター「A」:そりゃ、競馬は馬が主役ですから。でも、1回くらいそういう会見があっても面白いかも(笑)。

デスク「Y」:もうJRAも「ルメール、横山武史、福永祐一の3点セット」とかを回数券的な感じでパッケージ販売してほしい。回数券を利用して100円買ったら120円分の投票になるお得なセット!

ライター「A」:あまりにも自分の馬券が当たらないせいで、壊れっぷりも1.2倍増しですね……。ご愁傷様です。

 さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)

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