強すぎソウルスターリングに「ダービー出て」の声も、まだ「負けてない有力馬」が2騎。ファンディーナ、アドマイヤミヤビへの期待


 半兄には昨年の皐月賞7着のナムラシングンがいる良血馬だが、デビュー戦で手綱を取った岩田康誠騎手は、この馬に相当な期待を抱いている様子。

 次走は今月の20日のフラワーC(G3)を予定しているというファンディーナ。父ディープインパクトを彷彿させる末脚で、現在女王の玉座に君臨する「世界最強馬の仔」に挑む。

 そして、同じくその評価を高めているのがアドマイヤミヤビ(牝3 栗東・友道厩舎)だ。デビュー戦を2着に敗れるも、その後は3連勝。3戦目の百日草特別(500万下)では、6日の弥生賞を勝利し皐月賞候補に名乗りを上げたカデナを3/4馬身差で下し、4戦目のクイーンCではアエロリット、フローレスマジック、レーヌミノルら好敵手を相手にしっかりと勝利。レベルでいえばチューリップ賞と遜色ないメンバーに勝利した意味は大きいだろう。

 鞍上はC.ルメール騎手が務めてきたが、クラシックは現在リーディングのM.デムーロ騎手で参戦することが確定している。ノリにのるイタリアンも引き入れ、ソウルスターリングを下す準備は万全だ。

 いまだソウルスターリングに「負けたことのない」有力馬である2頭。この2頭がどれだけのパフォーマンスをするかが、今年の牝馬クラシックの”流れ”をはっきりとしたものにさせるに違いない。

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