もう一人の「無敗2歳女王」リエノテソーロが桜花賞(G1)へ向け今週出走!最強ソウルスターリングと”全勝対決”へ「まずは無敗で桜に向かいたい」

 無敗の2歳女王ソウルスターリングを中心に、ハイレベルな争いを見せている今年の3歳牝馬クラシック戦線。そんな未来の名牝の中でも、ひときわ異彩を放つ「もう一人の女王」が今週11日のアネモネS(OP、芝1600m)から桜花賞(G1)に向けて始動する。

 ソウルスターリングと同じ4戦4勝の2歳王者のリエノテソーロ(牝3歳、美浦・武井亮厩舎)は、ソウルスターリング「1強」に傾きつつある牝馬クラシック戦線に、一石を投じる存在になるかもしれない。

 ここまで芝で2勝、ダートで2勝。初ダートとなったエーデルワイス賞(G3)を5馬身差で圧勝して挑んだ昨年12月の全日本2歳優駿(G1)では、単勝2倍の1番人気に応えて3馬身差の完勝。無敗のまま2歳シーズンを終えた。

 その後、ドバイからUAEダービー(G2)の招待状が届いたが、陣営は桜花賞挑戦を決断。

 重賞2勝のダートでは共に圧倒的な強さを見せており、本来なら芝でそのパフォーマンスを発揮できるのか疑問視されるところだが、管理する武井亮調教師は『スポニチ』の取材に「今回の相手なら好勝負になっていい」と自信を見せている。

 それも、そのはずだ。リエノテソーロが芝での2勝目を飾った昨年9月のすずらん賞(OP)で、2着に負かしたタイムトリップは現在オープン2勝。世代トップクラスのスピードを誇った快速馬だ。そんなタイムトリップに1馬身1/4の差をつけて完勝しているのだから、リエノテソーロは芝でも相当なスピードを秘めている可能性が高い。

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