【日経賞(G2)展望】連覇へ状態上昇ゴールドアクター! 最強世代の皐月賞馬・ディーマジェスティなど実力馬が出走予定「豪華G2」を制するのは?
能力の高さは誰もが認めるものの、秋の成績を見れば不安を感じるのも仕方がないだろう。しかしジャパンC(G1)後は、茨城・ドリームファームへ放牧に出され入念に立て直しが図られてきた。
その成果もあり稽古では上々の動きを披露。11馬身近く前を行く僚馬との差を着々と詰め、馬なりのまま内から1馬身先着した。昨春の活躍を期待できる状態にはあるようだ。
中山競馬場での成績も、3戦して2勝を含む全連帯と高いレベルで安定。本馬の力を出せる舞台であることは間違いない。距離への不安はあるものの、陣営としても勝機を見出して決断しているはず。ココで好走する可能性は十分にあるだろう。
同世代のサトノダイヤモンドが昨年の有馬記念(G1)を制するなど、ハイレベルと評されている現4歳世代。その一角を担う存在として、2017年の初戦は確実に勝っておきたいところだ
格上戦となった日経新春杯(G2)で実力馬たちを相手に堂々の2着。勢いに乗るシャケトラ(牡4歳、栗東・角居厩舎)にもチャンスはある。
日経新春杯(G2)では序盤こそ行きたがる面を見せていたものの、2角を過ぎたあたりで落ち着きを取り戻す。3角手前からはミッキーロケットをマークし、直線に入ってから鋭い加速を見せた。そこからは壮絶な叩き合いを展開。結果として惜しくもハナ差で敗れたが、重賞級であることを証明した。
ココでの結果次第では一気にG1戦線も見えてくるだけに、陣営としても気合が入ることは当然だ。キャリアの浅い馬だけに、さらなる成長が期待できる本馬。前走以上の走りが期待できる今回は、上位争いも十分に可能だろう。
他にもNHKマイルC(G1)3着、菊花賞(G1)2着など実績十分なレインボーライン(牝4歳、栗東・浅見厩舎)や、今年の中山金杯(G3)を制したツクバアズマオー(牡6歳、美浦・尾形厩舎)。AJCC(G2)3着のミライヘノツバサ(牡4歳、美浦・伊藤厩舎)など、豪華メンバーが出走予定。
天皇賞・春(G1)へ繋がる重要なレース、日経賞(G2)は25日(土)15時45分出走予定だ。