【高松宮記念(G1)】レッツゴードンキに勝機あり!? 京都牝馬S(G3)制覇で勢いに乗る桜花賞馬が主役の座を狙う
力を出せる状態にあることは間違いないが、距離適性の面を不安視する声も上がっている。確かに、芝1200mでの成績は4戦して勝利なし。特に昨年の高松宮記念(G1)では8着、スプリンターズS(G1)でも9着と大敗している。
しかし両レース共に、窮屈な展開となり力を出し切れなかった点が影響していることは明白だ。そのような状況でもスプリンターズS(G1)では、メンバー最速の上がり32秒9を叩きだすなど評価できる面もあった。
G3の2戦でも勝ち馬から0.2秒差の3着と上々の内容。そのように考えれば、距離適性に関して不安は感じられないといえるだろう。G1の舞台でも、勝利を収める可能性は十分にある。
陣営は「夕刊フジ」の取材において「落ち着きが出てきた」とコメント。精神・馬体など、あらゆる面の成長を確信しているようだ。そのうえで「混戦の今年ならチャンス」とココへの自信を覗かせている。
状態面にも不安の感じられないレッツゴードンキが、2つ目のG1タイトルを手中に収めるのか? 2015年の桜花賞馬が、混戦ムード漂う高松宮記念(G1)の制覇へ挑む。