リアルスティール全弟「プロディガルサン」始動!史上最強世代はトライアル青葉賞(G2)から超ハイレベル
前走スプリングS(G2)で2着と優先出走権を掴んだにもかかわらず、皐月賞をパス。『マイネル軍団』の悲願といえる日本ダービー制覇へ向けて、まずはここに駒を進めてきた。スプリングSでクビ差の接戦を演じたマウントロブソンが皐月賞6着。この世代の牡馬を象徴するような極めてハイレベルな一戦だけに、それと接戦したマイネルハニーは間違いなく世代屈指の逃げ馬といえる。
実績でいえば京成杯(G3)、共同通信杯(G3)3着のメートルダールも負けてはいない。
ここまで2度の重賞挑戦で共に3着と勝ち切れない競馬が続いているが、その末脚には目を見張るものがある。実際に共同通信杯では後方から直線だけで猛然と追い上げ、後に皐月賞馬となるディーマジェスティと0.3秒差の勝負に持ち込んだ。極端な追い込み馬だけに、直線の長い東京で走れることは明らかなプラス。ここも全馬をまとめて飲み込むために、その末脚に磨きをかけている。
他にも2戦2勝のレッドエルディストや、ゆきやなぎ賞を勝ち上がったノーブルマーズなど、ここで結果を残して日本ダービーに駒を進めてもおかしくない素質馬が勢揃い。
前哨戦からハイレベルなレースが見込める青葉賞は、4月30日(土)の15:45発走予定だ。