斜行・浜中俊騎手がレーヌミノル乗り替わり……昨年から続く問題騎乗、そして不振を陣営も考慮か

浜中俊騎手(TEAM GRIPより)

 4月9日に開催される桜花賞(G1)。いまだ無敗の2歳女王ソウルスターリングが実力を発揮するのか、クイーンC(G3)を制したアドマイヤミヤビを始めとする他の馬が女王にはじめて土をつけるのか、多くの競馬ファンから注目されている。

 開催まで2週間を切ったこともあって注目度は高まる一方だが、そんな最中に大きな動きを見せた陣営がいる。レーヌミノル(牝3歳/栗東・本田優厩舎)だ。

 レーヌミノルを管理する本田調教師は「デイリースポーツ」の取材に対し、桜花賞では同馬に池添謙一騎手を乗せると発表。また「テン乗りは問題ないし、本番で巻き返したい」と初騎乗も苦にしないであろう腕前に期待をするコメントを寄せた。

 これまでレーヌミノルの主戦騎手は浜中俊騎手が務めていた。同馬に騎乗した際には2勝をあげており、小倉2歳S(G3)制覇、京王杯2歳S(G2)で2着になるなど好成績を収めている。それにかかわらず、この大切な時期に乗り替わりが発表されてしまった裏には、前走のフィリーズレビュー(G2)での「トラブル」が影響しているのではないかと見る者は多い。

 フィリーズレビューで、単勝1.8倍の1番人気に推されていたレーヌミノルと浜中騎手のコンビ。レースではこれまでとは違い、やや後ろからの競馬となったもののレーヌミノルは3、4コーナーで外から進出。そして最後の直線に入るやいなやスパートをかけ、一気に先頭へ踊り出た。

 このまま大外から一気にまくるかと思われたものの、なぜかレーヌミノルはそこから急激に内側へ斜行。ベルカプリやジューヌエコールなどの先頭争いをしていた馬たちの進路を遮るような動きを見せる。そのまま内ラチまで移動したレーヌミノルは粘り込みを図ったが、ラストでカラクレナイに差されてしまった。

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