JRA武豊が「最低人気」で見せた意地 女性騎手に名伯楽が辛口ジャッジ!? アノ名騎手に批判殺到? 松山弘平「斜行」であわや……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRAマーメイドS(G3)絶好調の女性騎手がお手馬の重賞デビューで「まさか」の乗り替わり!? 世界的名伯楽が愛弟子に下した「半人前」の辛口ジャッジ……
ライター「A」:先週のマーメイドS(G3)は和田竜二騎手のウインマイティーが優勝。1番人気のソフトフルートが6.2倍、勝ったウインマイティーも10番人気で14.6倍という大混戦の中、見事な走りを見せて重賞初制覇を達成しました。
デスク「Y」:あっぱれ! でも5着だったステイブルアスクに古川奈穂騎手が乗ってたらどうなったのかな。今回が古川奈騎手の重賞初出走になると思ったんだけど……。
ライター「A」:残念でしたね。同期の永島まなみ騎手もまだ重賞に騎乗経験はないです。
デスク「Y」:どちらが先に乗るのかも気になるね。
ライター「A」:ところが先輩よりも先に、今村聖奈騎手が重賞初挑戦を達成しそうです。シホノレジーナで7月3日のCBC賞(G3)に向かうと発表されています。
デスク「Y」:すっごーい。今村騎手はすでに16勝してて、今年のルーキーの中でも一番勝ってるんでしょ? このまま突っ走って女性初となる最多勝利新人騎手に輝いてもらいたいね!
■JRA「武豊の次に上手い」世界的名手も認めたアノ騎手に批判殺到!? マーメイドS(G3)ほぼ1番人気が絶好枠も、まさかの「大外ブン回し」で撃沈…
ライター「A」:マーメイドSで2番人気に支持されたスルーセブンシーズが、10着と大敗を喫しました。
デスク「Y」:開幕週の阪神競馬場で最内枠の1枠1番を引いたこともあり、人気を集めたようだけどそれを活かしきれなかったね。
ライター「A」:鞍上の秋山真一郎騎手は「ゴチャゴチャしたところを走らせたくなかった。それで外に出したけど動かなかった」と、レース後に話したそうですが、納得できなかったファンから批判の声が上がっています。
デスク「Y」:勝てば官軍負ければ賊軍、か。
ライター「A」:先々週は中京の桑名S(3勝クラス)で、9番人気のエンデュミオンを勝利に導き称賛されていたんですけどね。ここでも秋山真騎手の作戦がうまくハマっていれば状況も変わったんでしょうけども。
デスク「Y」:一度の騎乗で評価がガラリと変わっちゃうのはこわ~い。
ライター「A」:今週、秋山真騎手は土曜日の阪神では、8Rでブライトオンベイス、11Rでサダムスキャットにそれぞれ騎乗予定しています。
デスク「Y」:これぞベテランといういぶし銀の騎乗っぷりを見せてほしい!
■JRA宝塚記念(G1)武豊「最低人気」でゴールドシップに真っ向勝負…レジェンドが初体験の「屈辱」に見せた意地
ライター「A」: 8年前の宝塚記念(G1)で、ヒットザターゲットに騎乗した武豊騎手が見せた意地が話題となっていました。
デスク「Y」:ヒットザターゲットは最低人気だったけども、3着からクビ差4着と奮闘したんだよね。
ライター「A」:武豊騎手がG1で最低人気馬に騎乗するのは、この時が初めてだったそうです。
デスク「Y」:「日本競馬界の至宝」が騎乗するのに最低人気かぁ。そりゃ、一発かましてやろうって思うのも当然だ。
ライター「A」:激走したヒットザターゲットも然ることながら、武豊騎手も調子は悪くなかったんだと思いますよ。コンスタントに勝利はあげていましたし、その週にあった帝王賞(G1)もワンダーアキュートで優勝。1.6倍の圧倒的1番人気に支持されたコパノリッキーを破り、当時の日記で「ボク自身のG1レース101勝目を刻むことができたのは嬉しかったです」と綴っていました。
デスク「Y」:ほとんどの人は難しいって思ってたけど、武豊騎手はやれるって感じてたのかも。今週末の宝塚記念はアリーヴォで挑戦かぁ。
ライター「A」:「netkeiba.com」の事前オッズでは7番人気です。前走の大阪杯(G1)では7番人気ながら3着と馬券圏内に入る好走を見せました。
デスク「Y」:う~~~む。馬券の取捨選択に悩むなぁ。
ライター「A」:デスクが買ったら来ないと思うんで、買い目から外しといてもらえないですかね?
■JRA松山弘平「斜行」であわや……宝塚記念(G1)デアリングタクト&帝王賞(G1)テーオーケインズ、春の総決算の主役ジョッキーに焦り?
ライター「A」:松山弘平騎手が斜行で過怠金処分を受けています。
デスク「Y」:ちょっと強引なレース運びだったよね。1番人気だったから気負っちゃったのかな。大きな事故にならなくてなによりだったよ。
ライター「A」:大きなトラブルとなって騎乗停止処分が下されたとしても、現行のルールでは翌々週の適用。宝塚記念や帝王賞には騎乗可能なものの、やはり気分がいいものではないでしょうからね。
デスク「Y」:そうだよ~。宝塚記念はデアリングタクトで、帝王賞はテーオーケインズに騎乗予定なんだよ。どっちもチャンスがあるってファンも期待しているだけに頑張りどころなんだから。
ライター「A」:松山騎手は3月に落馬で戦線離脱。4月下旬から復帰したものの、いまいち調子があがっていませんね。
デスク「Y」:そろそろ会心の勝利をあげて、完全復活した姿を見せてもらいた~~~い。
ライター「A」:松山騎手はデアリングタクトについて、前走のヴィクトリアM(G1)は6着だったものの、「今回は一度使った効果に期待しています」と『中日スポーツ』のコラムに書いています。
デスク「Y」:デアリングタクトが松山騎手を背に4度目のG1勝利をあげる姿が見えた!! さっそく金策に走らなくっちゃ。忙しくなるぞ~~~。
ライター「A」:あ~あ、また不穏なことを……。さて毎度バカバカしいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)