雨の桜花賞(G1)でアノ「穴馬」が急浮上!? 20年ぶりの雨開催に陣営は「じゃんじゃん降ってほしい」と大歓迎!
そこで浮上するのが、大穴のゴールドケープだ。
実は桜花賞の出走メンバーの中で、不良馬場でレースをした経験のある馬はいない。そして「重馬場」で新馬戦や未勝利戦以上のレースを勝利しているのが、白菊賞(500万下)を勝ったゴールドケープただ1頭となる。
ちなみにその時に2馬身差の2着に破ったのはディアドラ。後に弥生賞(G2)で2着するマイスタイルと1馬身差、アネモネS(OP)でも勝ったライジングリーズンと半馬身差の競馬をして、この桜花賞に駒を進めている馬だ。
また、マイスタイルは弥生賞でカデナと半馬身差の競馬をしており、そのカデナは百日草特別でアドマイヤミヤビと3/4馬身差の接戦を演じている。多少強引とはいえ、それらを考慮すると「重馬場のゴールドケープ」は、かなりのポテンシャルを秘めている可能性があるということだ。
前走のフィリーズレビュー(G2)ではスタートで大きく出遅れて、第4コーナーを回った時点では最後方。絶望的な位置取りだったが、勝ったカラクレナイと並ぶ上がり最速の末脚で3着に滑り込んで桜花賞の切符をつかみ取った。ハイペースがハマったとはいえ、スタミナのいるタフな展開を差し込んできた辺りが、今回のレースでもプラスに働きそうだ。
陣営は「じゃんじゃん降ってほしい」と雨を歓迎している様子。強いメンバーは揃ったが、雨の傾向が強くなるようなら狙ってみたい1頭だ。