天皇賞・春の2強対決は今年に限り「最強枠」で決着? 過去8年「5勝2着1回」連対率75%の「1枠」よりも狙い目な”流れ”とは
特に2009年以降の8年間では「1枠」が5勝2着1回という極めて高い頻度で馬券になっており、勝率62.5%、連対率に至っては75%と驚異的な成績になっています。
また、そこには14番人気で1着だった2012年のビートブラックや、7番人気1着だった2011年のヒルノダムール、12番人気で1着だった2009年のマイネルキッツも含まれており、有力馬だけでなく「穴を狙う場合も1枠」というのがセオリーのようです。
さらに、1枠の中でもより確実にインコースが取れる「1枠1番」は、昨年もキタサンブラックが優勝、一昨年もゴールドシップが優勝とただいま連覇中。同じ「1枠」の中でも1枠2番よりもより高い数字を残しています。
昨年も逃げたキタサンブラックはもちろん、13番人気で2着したカレンミロティックも枠順こそ2枠3番でしたが、インコースでキタサンブラックをぴったりとマークするロスのない競馬が印象的でした。長丁場だけに、経済コースを回った恩恵が大きく出ているといえます。
したがって戦前は2強対決で盛り上がっていますが、馬券の注目は何といっても「1枠」にどちらが入るのか。キタサンブラックは何かと白帽子の多い馬ですが、今回も”天”が味方するのか注目です。
ただし、今年に限っては1枠以上に「熱い枠」が存在します。次ページをご覧ください。