武豊キタサンブラック、枠が最高すぎて「最大の試練」に直面! サトノダイヤモンドに負けたら「言い訳不可能」の状況に


ここまでの”お膳立て”ができている状況で、仮にサトノダイヤモンドに負けるということがあれば、完全に『サトノ>キタサン』の図式が完成してしまいます。『キタサンが勝っても当然』という状況になり、退路を絶たれた状況です。

ボクシングではありませんが”オールオアナッシング”、すべてを得るかすべてを失うかの戦いになるでしょう」(競馬記者)

「最高の形」を得たからこそ訪れた、キタサンブラックの試練、いや「最後の試練」というべきか。すでに弱点らしい弱点が見当たらない同馬だが、その上での最高の状況だからこそ「勝たなければならない」レースになった。

 戦前の「2強対決」の図式は変化しないが、2頭の世間的な扱いは大きく変わりつつある。サトノダイヤモンドが8枠をものともせず圧勝し「規格外の怪物」であることを証明するのか、キタサンブラックがあっさり勝利し「やはりキタサン強し」を証明するのか。いずれにせよ、失うものが多いのは、ディフェンディングチャンピオンのキタサンブラックだろう。

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