C.ルメール「大誤算」のブービー惨敗、C.デムーロもサジ投げたG1馬の深刻さ、藤田菜七子、厩舎「5年ぶり」白星デビューが……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■C.ルメール「大誤算」のブービー惨敗…キタサンブラック厩舎が痛恨の取りこぼし
ライター「A」:先週の新馬戦で1番人気だったC.ルメール騎手とエペ(牡2歳、栗東・清水久詞厩舎)のコンビがブービー負けしています。
デスク「Y」:スタートは良かったんだけど、その後が続かなかったねぇ。
ライター「A」:矢作芳人調教師と熾烈なリーディングトレーナー争いを繰り広げている清水久師にとって痛恨の敗戦ですね。
デスク「Y」:トップは49勝の矢作師で清水久師とは3勝差かぁ。去年は中内田充正調教師が54勝で初のリーディングトレーナーに輝いたけど、今年はハイレベルだねぇ。
ライター「A」:リーディングを取るためには60勝が必要になってくるかも。
デスク「Y」:そういえば、JRAの年間最多勝記録を持っている調教師ってどなた?
ライター「A」:調べたところ、尾形藤吉調教師が1959年に121勝を記録しています。
デスク「Y」:おったまげ~。桁が違いすぎる。
ライター「A」:戦後の競馬を牽引した偉大なる先人です。また尾形藤師は通算で1669勝をあげていて、藤沢和雄元調教師もこの記録を更新できませんでした。
デスク「Y」:どちらも不世出の記録だわねぇ。でも現役調教師の方々にはこれを超えてやるぞ! ってくらいの気概で仕事に励んでもらいたい!! ガンバ!!
ライター「A」:なにその無駄な上から目線……。
■C.デムーロ「よくわからない」世界の名手もサジ投げたキラーアビリティの深刻さ
ライター「A」:昨年のホープフルS(G1)覇者キラーアビリティがアルゼンチン共和国杯(G2)で8着と大敗しています。
デスク「Y」:乗っていたC.デムーロ騎手は「(敗因は)よくわからない」と、完全にお手上げ。「シンジラレナーイ!!」って感じだったね。
ライター「A」:春は低迷しただけに「ここで復活の狼煙を上げてから……」って考えていただろう陣営にとって残念な結果に終わっちゃいましたね。
デスク「Y」:そうだよね。結果を残すことができれば、ジャパンC(G1)や有馬記念(G1)って道もあっただろうけど、この内容だとちょっと難しいかなぁ。とりあえずは休養に入るんじゃないかね。
ライター「A」:かたや昨年のホープフルSで2着だったジャスティンパレスは、春こそ不調でしたが今秋には神戸新聞杯(G2)1着、菊花賞(G1)3着と復活。今後に期待がかけられています。
デスク「Y」:負かしたことのあるライバルとは真逆の結果か。こっちも「ノン チ ポッソ クレーデレ!」だね★
ライター「A」:わざわざイタリア語で「信じられない」って言わなくてもいいです!
■藤田菜七子、厩舎「5年ぶり」白星デビューを兄弟子が目前でシャットアウト
ライター「A」:福島競馬場の2歳新馬戦(芝1200m)で根本康広厩舎のユカリプレリュードが2着。約5年ぶりとなる2歳新馬戦勝利をあと一歩で逃してしまいました。
デスク「Y」:しかもユカリプレリュードに乗っていたのが藤田菜七子騎手で、勝ち馬に乗っていたのは丸山元気騎手なんでしょ。どっちも所属は根本厩舎で兄弟弟子の関係。いや~、勝負の神様って残酷だわ~。
ライター「A」:その藤田菜騎手は先週11回乗って2着2回。9月は未勝利に終わりましたが、10月は2勝を挙げて、ようやく復調の兆しを見せつつあります。
デスク「Y」:スランプが長かったねぇ。今週も結構乗鞍があるんでしょ?
ライター「A」:土日ともに福島で8回騎乗するみたいですね。
デスク「Y」:どれどれ……。おっ、今週は芝とダート合わせて短距離戦に5回も乗るじゃん。スプリントで結果を出しているし、今月初勝利もあるかもね。
ライター「A」:最近は今村聖奈騎手、永島まなみ騎手ら後輩の影に隠れちゃってますけど、そろそろ意地を見せてほしいですよね。
デスク「Y」:ホントだよ! 最近女性騎手といえば、今村聖騎手や永島騎手にスポットが当たることが多いけども、やっぱりパイオニア的な存在である藤田菜騎手を忘れちゃいけない!! たとえ残ったファンが私だけになろうとも応援し続けるよ~。
ライター「A」:そんなことにはならないので大丈夫です。さてさて毎度バカバカしいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)