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日経新春杯(G2)攻略へ…96万馬券も演出した「高配当の使者」は〇〇?

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96万馬券も飛び出した伝統のハンデ重賞

 伝統のハンデ重賞・日経新春杯(G2)。15日に開催される本レースは、春の中長距離路線に向かう古馬にとって重要な位置づけとなっている。

 今年もジャパンC(G1)で3着となったヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)や、昨年のオールカマー(G2)2着馬ロバートソンキー(牡6歳、美浦・林徹厩舎)など、春G1に向けて賞金を加算しておきたい好メンバーが出走予定だ。

 今回もアツいレースが展開されそうだが、日経新春杯は配当面でも注目したいレース。3年連続で9番人気・13番人気・11番人気が馬券圏内に食い込むなど、波乱決着も珍しくなく、4年連続となる人気薄の激走を期待しているファンも多いだろう。

 京都競馬場整備工事のため3年連続の中京開催となるが、そんな伝統のハンデ重賞の過去10年における結果から「的中に繋がるポイント」を見ていきたい。

 目立つのは4歳馬の好走。昨年も4歳馬のワンツー決着となったが、勝率27.6%・連対率37.9%と他を圧倒する結果を残している。今年も神戸新聞杯(G2)2着馬ヤマニンゼスト(牡4歳、栗東・千田輝彦厩舎)などが出走予定だが、無視することは難しそうだ。一方で7歳以上の馬は3着以内に1頭も入っていない。引き続き軽視という対応が無難と言えるかもしれない。

■4歳「8-3-0-18」
■5歳「1-4-5-27」
■6歳「1-3-5-33」
■7歳以上「0-0-0-42」

 前走別成績ではG1組が「5-1-0-26」と最も勝利数が多いが、ハンデ戦らしく条件クラスからの格上挑戦馬が結果を残しているのも特徴だ。中京で行われた2021年は、7番人気ショウリュウイクゾが制し波乱を演じて見せた。

高配当の使者は〇〇〇?

 やはり気になるのは斤量別成績。好走傾向にあるのは52キロ~56.5キロで、51キロ以下は「0-0-1-10」と結果が残せていない。57キロ以上の馬も「0-1-1-14」と苦戦を強いられている印象だ。

 高配当を狙うという意味で重視したいのはハンデが52キロ~53キロの馬。先述した2021年には53キロのショウリュウイクゾが勝利、2着には13番人気52キロのミスマンマミーアが入り三連単96万1790円の特大万馬券を生み出している。

 今年は負担重量の改定で1キロ増になったということで、54キロで出走する馬たちが同様の好走を見せる可能性があるかもしれない。前走から斤量の減った馬が、過去10年で9勝を挙げている点もポイントだ。「重いハンデを課された馬が強い」といったイメージもあるが、本レースにおける傾向を重視してみても面白いだろう。

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