【安田記念(G1)展望】超新星グレーターロンドン参戦なるか!復活を遂げたイスラボニータ、武豊の期待に応えたいエアスピネルなど大混戦のマイル王決定戦!
1つ上の先輩ロゴタイプの安田記念の勝利が3歳の皐月賞以来のG1制覇となったように、今年はイスラボニータが皐月賞以来のG1制覇を成し遂げたいところだ。
マイラーズCでは、そのイスラボニータに敗れたがマイル戦におけるエアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)の安定感は、ここでも十分に通用するはずだ。
ハイレベルな昨年のクラシックを4、4、3着で走り抜けたエアスピネル。古馬になった今年はマイル路線にターゲットを絞ると、年明けの京都金杯(G3)を快勝。主戦の武豊騎手がキタサンブラックとともに「今年やってもらわないと困る馬」として挙げるなど大きな期待を背負っているが、ここ2戦は3着、2着と再び勝ちきれない悪いクセが出てしまっているようだ。
それでもどんな展開でも力を発揮できる安定感は現役屈指の存在。あとは如何にして勝ちきるか。春の集大成となる走りを見せてほしい。
またスプリント王レッドファルクス(牡6歳、美浦・尾関知人厩舎)の参戦が混戦ムードに拍車を掛けているのも間違いないだろう。
昨秋、3連勝でスプリンターズS(G1)を制したレッドファルクスだが、香港帰り初戦となった高松宮記念(G1)でも3着、さらには京王杯SC(G2)を快勝するなど短距離界では現役最強に限りなく近いポジションにいる。