【エプソムC(G3)展望】蛯名正義騎手「復活」の重賞勝利なるか!? ヴィクトリアマイル2着のデンコウアンジュが飛躍を懸けて牡馬に挑む!
こちらも3歳春では弥生賞(G2)で4着、毎日杯(G3)で3着などあと一歩足りなかったタイセイサミット。ただ秋までじっくりと休養してから復帰すると、条件戦を使われながら実績を重ね、手堅く勝ち上がってきた。
特に前走のメイSでは2番手から上がり33.4秒にまとめてオープン初勝利。今回は戸崎圭太騎手との新コンビで、念願の重賞制覇に挑戦する。
他にも昨年の2着馬フルーキー、休み明けで同舞台の条件戦を勝ち上がったレアリスタ、実力派マイラーのダッシングブレイズ、この距離が良さそうなヒストリカルなど骨っぽい伏兵陣が揃っており、波乱の可能性も充分だ。
歴代の勝ち馬にはエイシンヒカリやエイシンデピュティなど、後のG1馬も名を連ねているエプソムC。今年はどの馬が実りの秋に飛躍を遂げるのか――。レースは11日の15時45分から東京競馬場で発走予定となる。