武豊がコパノリッキーに立ちはだかる!? 「世界善戦馬」と「地方ジョッキーの雄」が激突する帝王賞が熱い
GWの交流G1かしわ記念を、これまでとは異なる「差す競馬」で完勝したコパノリッキー(牡7 栗東・村山厩舎)が、次走である28日の帝王賞(G1)を船橋の森泰斗騎手で臨むことがわかった。
森騎手は7日に行われた東京ダービー(S1)をヒガシウィルウィンで勝利し、地方騎手の全国リーディングでも137勝で2位を確保する地方を代表する騎手の一人である。そんな森騎手の新たなパートナーは、中央地方含めG1競走9勝のコパノリッキーだ。
東京ダービーに続き帝王賞も……勢いに乗る地方のトップ騎手が中央ジョッキーたちと白熱した争いを展開しそうだ。コパノリッキーは昨年同レースを圧勝していることからも、舞台設定はバッチリである。
一方「武豊はどうした」という声もある。武騎手といえば、かしわ記念でコパノリッキーの新たな面を引き出し「神騎乗」と絶賛されていた。本来なら武騎手が騎乗するのがあるべき姿のようにも思うのだが……。
武騎手は今回、コパノリッキーの「最大のライバル」として戦いを挑むこととなりそうだ。
「武騎手は、昨年6連勝など国内ダートを牽引したアウォーディー(牡7 栗東・松永厩舎)に騎乗することになるでしょう。昨年はJBCクラシックを勝利しましたが、その後のチャンピオンズC、東京大賞典競走でともに2着と勝ちきれませんでした。