“ディープアパパネ”ジナンボーが圧巻デビュー! 一方、「長男」は苦しい日々続く……
だが次男、さらにその後にデビューが予定されている全弟馬たちに期待がかかる一方、不安なのは長男のモクレレだ。今年の2月東京・芝1800mで戸崎圭太騎手を鞍上に迎えてデビューも結果は6着。さらにレース後に骨折が発覚するなど、いいとこなしの状況が続いている。
故障が癒えたモクレレは、4カ月ぶりに今月10日の東京6R未勝利戦に参戦。レースでは中団に待機しつつ、4コーナーを回って直線に入ると一度は先頭もうかがえる位置に進出。だがその後の伸びを欠いてしまい、結局5着で終わってしまう。
故障明けということあり、健闘を称える声もあがっていたが、中には「前走と全く同じレース運び」と成長している姿が見えないことに不安を覚えているもののもいたようだ。
長男と次男ではっきりと明暗が別れた形になった12冠ベビーたち。素質馬・ジナンボーの今後にも注目が集まる。