「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
ただ、この”騒動”は思わぬ形で決着を見せる。本件をテレビ局が調べた結果、そもそも馬名の登録審査を行う機関に、その名前で申請すらされていないことが発覚したのだ。馬名には宣伝となるため社名などが使えないこともあり、共同所有していた友人が勝手に「申請したが却下された」と高須院長へ報告していたようだった。しかもJRAからは、「イエスタカスが審査に通らない理由はない」との回答も……。
この友人の裏切りとも言える一件で高須院長はさらに激怒。自身のTwitterで「嘘つきめ!面目丸つぶれだよ!君はもう友達ではない!義理と筋を通さないやつは縁を切る」などとツイートし、出資した金額を返還させるとともにダッシングブレイズから一切の手を引いていた。
高須院長は、レース後にはほかにも「僕は別れてもイエスタカスって呼んでるよ。馬には罪はない。おめでとうイエスタカス」とツイートするなど、愛馬に対しての思い入れは強かったと思われる。
浜中騎手と高須院長、接点はないと思われるがお互いにとって、ダッシングブレイズ(イエスタカス)の重賞初勝利はそれぞれの意味で感慨深いものがあったようだ。
今後、ダッシングブレイズには浜中騎手を背にし、思わず高須院長が「イエス!」と叫ぶ活躍をしてくれることを期待したい。