レコードタイム連発!! 洋芝の函館競馬場で今なにが起こっているのか!?
サマースプリントシリーズが幕開けした先週。函館競馬場で開催された芝のレースでレコードタイム更新が相次いで起こり、ファンを中心にちょっとした騒動になっている。
まず、土曜日の10レース駒ケ岳特別(2600m)では、1枠1番のメイショウガーデンが2分37秒3のレコードタイムを記録、また続く11レースのHTB杯(1200m)ではタマモブリリアンが2番手から抜け出し1分7秒6を記録してレコードを塗り替えた。
さらに翌日は3歳上500万(1200m)では、逃げを打ったエリシェヴァが1分7秒5と昨日出した記録を更新したかと思いきや、その次のレース函館スプリントS(G3)でジューヌエコールが1分6秒8とさらに速いタイムを叩き出し、それを塗り替えるという珍事が発生。また12Rの北斗特別(1800m)でも、クロコスミアが1分45秒7と29年ぶりにレコードタイムを更新している。
函館競馬場の芝は洋芝だ。これは密集しているためクッション性は高いものの、その分力が吸収されるのでパワーが必要とされている。通常ならば、このような記録が次々と飛び出すことはないはずなのだが……。