【帝王賞(G1)展望】武豊騎手、今年はアウォーディーで”連覇”なるか!?「G1馬6頭」を含む最強メンバーが終結した「ダート最強決定戦」が開幕!
28日には、大井競馬場で第40回の節目を迎える帝王賞(G1)が開催される。昨年は武豊騎手騎乗のコパノリッキーが、かしわ記念に続くG1連勝。続く南部杯(G1)も勝利して3連勝を飾った。
今年はそのコパノリッキーこそ不在だが、昨年を含め帝王賞5勝を誇る武豊騎手は健在。昨年のJBCクラシック(G1)の覇者アウォーディー(牡7歳、栗東・松永幹夫厩舎)とのコンビで連覇を狙う。
昨年はコパノリッキーとの頂上決戦といわれたJBCクラシックを6連勝で制し、ダート最強馬の座に上り詰めたアウォーディー。しかし、その後のチャンピオンズC(G1)でサウンドトゥルーに足をすくわれると、年末の東京大賞典(G1)でもアポロケンタッキーの台頭を許してしまう。
能力こそ現役トップクラスであることは間違いないが、抜け出すのが早すぎるとソラを使うなど難しい面が目立ち始めており、武豊騎手も手を焼いているようだ。
しかし、前走のドバイワールドカップ(G1)では世界の強豪相手に5着と、改めて高い能力を示したアウォーディー。やはり国内では力の抜けた存在であり、ここで再びライバルたちをねじ伏せ、長期政権の足場を築きたいところだ。
そのアウォーディーを東京大賞典で破りG1初制覇を飾ったのが、進境著しいアポロケンタッキー(牡5歳、栗東・山内研二厩舎)だ。