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【フェブラリーS】三冠馬の主戦はなぜ「最低人気馬」を選択したのか?「何だか勘違いされてる方いるみたい」渦中の調教師が憶測に反論

【フェブラリーS】三冠馬の主戦はなぜ「最低人気馬」を選択したのか?「何だか勘違いされてる方いるみたい」渦中の調教師が憶測に反論の画像1
撮影:Ruriko.I

 今年最初のG1として開幕を飾るフェブラリーSには、地方からイグナイター、ミックファイア、スピーディキックの3頭が参戦。芝路線から転戦するガイアフォースやカラテもおり、フルゲート16頭の多彩なメンバーで争われる。

 注目したいのは、G1の大一番を前に主戦騎手が乗り替わった馬が複数いることだ。

 オメガギネスのC.ルメール騎手を筆頭にレッドルゼルは北村友一騎手、ガイアフォースの長岡禎仁騎手、ウィルソンテソーロの松山弘平騎手、ミックファイアの矢野貴之騎手、イグナイターの西村淳也騎手、アルファマムのR.キング騎手らが前任者からのバトンを受け継いだ。

 この背景には鞍上強化を狙ったものや、乗り替わりで新たな一面を引き出したい各陣営の意図もあるだろう。

乗り替わりの多かったフェブラリーSで大きな注目を集めたのは

 しかし、ファンを最も驚かせた鞍上交代といえば、やはりミックファイア(牡4、大井・渡辺和雄厩舎)のスイッチではないだろうか。

 本馬は5戦連続で御神本訓史騎手がコンビを組み、昨年の南関三冠を無敗で達成した名コンビである。昨年暮れの東京大賞典(G1)で8着に敗れていたとはいえ、同騎手のパートナーに対する評価も高く、フェブラリーSでもコンビ続行を予想していたファンも多かったはずだ。

 だが、最終的に発表された御神本騎手の騎乗馬はスピーディキック。突然のコンビ解消を不思議に思ったファンがいてもおかしくない。この件については、ネットの掲示板やSNSでも一部のファンから疑問視する声も散見されている。

 そんな状況に意を決したのか、スピーディキックを管理する藤原智行調教師が自身のSNSで御神本騎手との関係について、「何だか勘違いされてる方いるみたいなので少しポストさせてもらいます」と言及。ファンの憶測に対し、「俺とノリの関係性に先に頼んだや義理や繋がりで騎乗する事させる事は絶対有りません、そんな気持ちで乗られたら大迷惑です」「どの馬の騎乗依頼でもノリに騎乗依頼する時は、うちの馬より優れてたりチャンス有る馬の依頼が有ればそっち優先しろよ、俺はお前に断られたから次は依頼しないなんてないんだからと言ってます」と説明してくれた。

 師の言葉から推察されるのは、今回の乗り替わりは御神本騎手が先約や義理ではなく、スピーディキックへの騎乗を自らの意思で選択した可能性が高いということだ。説明の最後に「南関ツンデレ王子は浦和のシンデレラにぞっこんという表現であってますかね?」と続けていたように、それだけ御神本騎手がスピーディキックに惚れ込んでいるということかもしれない。

 16日現在、『netkeiba.com』が公開している予想オッズによると、なんとスピーディキックは16頭立ての16番人気で単勝万馬券の大穴扱い。この情報だけを見ると、三冠馬を捨ててまで最低人気想定の馬を選んだのかという声にも一理あるか。

 とはいえ、昨年のフェブラリーSで6番人気の支持を集めて6着に入っているスピーディキックが予想オッズを鵜呑みにできない実力の持ち主であることは、本馬のファンも陣営も当然ながら知っているはず。コンビ5戦のミックファイアに対し、スピーディキックと御神本騎手はコンビ11戦と深い絆がある。

 かつて2人が切磋琢磨した益田競馬場は2002年8月に廃止されたが、「チーム益田」の魂は「御神本訓史×藤原智行」のタッグに今なお健在。下馬評を覆す好勝負に期待したい。

GJ 編集部

GJ 編集部

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