昨年の日本ダービー馬マカヒキ復活の鍵は「ダート」転向!? ダートで成功したディープインパクト産駒の意外な「共通点」とは
ならばダメ元で天皇賞・秋の前哨戦にダートを使ってみるのはどうだろうか。先述したアグネスデジタルが交流重賞の南部杯(G1)を経由して天皇賞・秋を勝ったように、決して無鉄砲な話ではない。仮に南部杯を勝てれば、JBCクラシック(G1)などの選択肢も広がる。
「マカヒキの半兄にあたるレレマーマは今年の春にダートで2勝目を上げましたが、6馬身差の圧勝でした。父がカネヒキリなのでマカヒキよりもダート適性は高そうですが、マカヒキも、もしかしたら思わぬ力を発揮するかもしれません。
いずれにせよ、キタサンブラックが国内専念を宣言したため、この秋も芝の王道路線は厳しい状況です。思い切った路線変更も試してみる価値はあると思います」(競馬記者)
「ダービー馬復活」の道は、思わぬところに眠っているのかもしれない。