キタサンブラック血縁も……セレクトセール2017の注目馬は? いきなり落札価格2億6000万円の衝撃!今年も億超え続出
本日7月10日から2日間、北海道にあるノーザンホースパークで日本競走馬協会が主催する「セレクトセール2017」が行われる。セレクトセールは日本最大の競走馬の競りで、過去にディープインパクトやサトノダイヤモンドといった名馬がここで落札され、大舞台で活躍してきた。年間7000頭近いサラブレッドが生産される中で、「血統・馬体」などで優秀と評価された今年産まれたばかりの当歳馬と1歳馬約500頭が上場される。
今年も将来の活躍が期待される注目馬がズラリと揃っており、日本国内だけでなく海外からも注目を集めている。初日も1頭目から5200万円という落札価格でスタートし、注目の「シルヴァースカヤの2016」は2億6000万円の落札価格となった。さっそくこのセレクトセールで注目したい8頭を紹介しよう。
1日目(1歳馬)の注目
セレクトセールは産まれたばかりの当歳馬と1歳馬が上場されるが、1歳馬は早ければ来年デビューということもあって人気が高い。やはり産まれて数か月の馬よりも1年以上経過している方が馬体や脚元もチェックしやすいという。
◎上場番号13番
シルヴァースカヤの2016
父ディープインパクト
その1歳馬の注目度ナンバー1はシルバーステートの全弟「シルヴァースカヤの2016」だ。同じ父ディープインパクトの兄シルバーステートは怪我でクラシック(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)に出走できなかったものの、復帰以降は2連勝と圧巻の走りを見せている。また全兄ヘンリーバローズは昨年のセレクトセールで1億2000万円で落札され、来週デビューが予定されているがノーザンファーム空港牧場の足立稔氏は「凄い馬になるオーラがある」と話しており、その評判はすでに多くの関係者にも伝わっている様子。上場価格は1億円と高額スタートながら1分も経たずに2億円に上がり、最終的にはキーファーズに2億6000万円で落札された。早ければ来年に武豊騎手でデビューするかも。