函館記念(G3)サトノアレスのハンデに他陣営から「恵まれすぎ」の声!? 万全を期す2歳王者唯一の「死角」は名門・藤沢和雄厩舎の「最悪相性」?

 16日に函館競馬場で開催される第53回函館記念(G3)。昨年も三連単23万3010円を記録したように毎年荒れる重賞として注目されているが、どうやら今年は”平穏決着”となるかもしれない。

 その理由は上位人気が濃厚な3歳馬サトノアレス(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)のハンデが54kgと、如何にも恵まれた感があるからだ。

 昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)を勝ち2歳王者となったサトノアレス。クラシック挑戦となったこの春の2戦は共に奮わなかったが、休養を挟んだ前走の巴賞(OP)を勝利した勢いに乗って2つ目の重賞制覇に挑む。

 このような実力馬がトップハンデのマイネルミラノよりも4kgも軽い54kgのハンデで出走してくるとあって、『スポニチ』の取材によればライバル陣営は戦々恐々。前走から「なんで据え置き?」「3歳といってもG1馬でしょ」と口々に不満を漏らしているという。

 それも陣営によれば、前走の巴賞の段階では決して万全ではなかったという。確かに4月の皐月賞以来のレースで馬体重も+10kg。北海道への輸送を考慮してか、追い切りも如何にも軽いものだった。

 ただ、それでも勝ち切ってしまうのだから、その実力は本物か。

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