出走するだけで「1億円」の支払い!? 世界最大「賞金総額13億円」のレース誕生に世界中の競馬関係者が騒然
世界中の競馬に衝撃を与える、驚愕の「アメリカンドリーム」が誕生した。
ダート競馬の本場、北米最大の競馬運営会社であるストロナックグループは11日(日本12日)、来年2017年の1月28日に、米ガルフストリームパーク競馬場で賞金総額1200万ドル(約13億2000万円)を誇る第1回『ペガサスワールドカップ』を開催すると発表した。
現在、世界で最高の賞金総額を誇っているのは、今年もホッコータルマエが挑戦したドバイワールドカップの総額1000万ドル。来年開催されるペガサスWCは賞金総額1200万ドルと、世界最高の賞金総額を誇るレースとなる。
ただ、今回のペガサスWC創設発表について世界中の競馬関係者の間で話題になっているのは、その賞金総額も然ることながら「独特なレースシステム」であるそうだ。
なんと参加するのに、出走馬の関係者側が100万ドル(約1億1000万円)を予め支払わなければならないのだ。
参加するだけで1億円の出資……正式な1着賞金の発表こそまだないものの、勝ちさえすれば7億、8億といった賞金が見込めるのだろうが、それにしてもあまりにハイリスク、ハイリターンである。
なお、出走馬は12頭に厳選される模様だが、果たして挑戦者はいるのだろうか。
「このペガサスWCの大きな特徴として、出走権の売却が認められているという点があります。つまり、投資家がまず100万ドルで出走権を購入し、それを世界的な有力馬を抱える陣営に売却することも可能です。さらにその出走権を所持することで、同時に共同出資者としてペガサスWCのネット馬券売上げや各種媒体の著作権、スポンサー料なども分配される権利を得るそうです」(競馬記者)