「単勝174.2倍」もJRA歴代最高配当演出! デビュー戦シンガリ負け「17馬身差」からの大逆転を決めたレーヴドロペラ
23日、東京1Rに行われた2歳未勝利は、10頭立て最低人気のレーヴドロペラ(牝2歳、美浦・加藤士津八厩舎)が、単勝174.2倍の低評価を覆して勝利を決めた。
レーヴドロペラは今月2日のデビュー戦でシンガリ負け。スタートで出遅れると、その後も後方でほとんど見せ場を作れなかった。前走は4番人気の支持を受けていたが、この日は単勝万馬券と評価が一気に急落していた。
前走から1ハロン延長となった芝1600mの一戦。丸田恭介騎手との新コンビで臨んだ今回もスタートはあまり良くなく、道中は後方2、3番手の追走を余儀なくされる。
ただ、最後の直線に入り丸田騎手のステッキが入ると、じわじわと脚を伸ばす。残り200m付近で馬場の真ん中を突き抜けて先頭に立つと、最後は2着に1馬身1/4差をつけて悠々とゴールを駆け抜けた。
初戦は上がり3ハロンもメンバー最遅だったが、この日はメンバー最速となる36秒1。レース後には丸田騎手も「2戦目で変わり身を見せてくれました」とレーヴドロペラを称えた。
「上がりがかかる渋った馬場状態も向きましたが、それにしても新馬戦で大惨敗を喫していた馬ですからね。鮮やかすぎるほどの一変でした。レーヴドロペラの勝利により三連単は345万5270円の大波乱。これは10頭立て以下のレースにおけるJRA歴代最高配当となりました」(競馬記者)
「17馬身差」からの大逆転
また、レーヴドロペラが最下位に敗れた新馬戦で2着に好走していたのが、今回のレースで1番人気に推されていたカルデライトである。
新種牡馬ナダル産駒の同馬は、母が桜花賞(G1)などに駒を進めたコーディエライトということもあり、デビュー前から注目を集めていた1頭。初戦は取りこぼしたものの手綱を取ったC.ルメール騎手は「最後は良い脚を使ってくれた」と評価。今回は単勝1.7倍の圧倒的支持を集めていた。
ちなみにレーヴドロペラは前走、カルデライトから約17馬身もの後れを取って敗れていた。今回は人気の面でも圧倒的な差をつけられていたものの、見事に反撃。カルデライトは人気に応えられず8着に敗れている。
「まだ忙しいですね。(距離は)もう少し延びてもいいと思います」
レース後の丸田騎手は、レーヴドロペラの適性についてそう語っていた。次走は未定とのことだが、距離が延びればさらに力を発揮してくれそうだ。